おかげさまで創業50年を迎えました
ごあいさつ
2023年10月1日に雑穀商として1973年藤井三郎商店創業以来50年を迎えました。法人設立は1975年1月です。創業時、私は小学校5年生・10才でした。会長が勤めていた藤井本家を退社して家に帰ってきた夕方のことを鮮明に覚えています。その後、春・夏・冬休みなどに配達の際トラックに乗り荷物の積み下ろしなどを手伝った記憶があります。また、私が1987年5月トヨタ自動車(営業)を退社し(株)藤井に入社して36年経ちますが、その入社前にアメリカを一人旅させてもらいました。シカゴ商品取引所(CBOT)の活気ある光景は目に焼き付いており、このような相場変動のある仕事に就くのだと感じたのが昨日のように思い出されます。業界も創業時当初、同業他社が7社、ブローカーが4人でしたが現在は上川地区の産地問屋として孤軍奮闘中です。
常日頃、会長からはお取引先、金融機関、農業関係の方々に恵まれ仕事をさせて頂いていると言い聞かせられてきました。こうした方々に支えられての創業50年、感謝で一杯です。
地球温暖化による品質低下や収量の不安定そして食料自給率の低下などの一方、世界的には健康志向が高まり日本食が見直され、動物性、植物性問わずたんぱく質の取り合いになるような気がいたします。
労働力不足、エネルギー不足、物流の不安定など課題が山積して北海道農業も転換期に差しかかっています。産地の問屋として生産者の持続可能な農業経営に貢献し、メーカー様への安定供給に応えられるよう生産地からメーカー様までの物流を視野にいれ、豆・米を中心に北海道農産物を世界に発信できるよう更なる信頼を積み重ねて従業員と共に一歩ずつ成長できればと思います。
今後ともご支援のほどよろしくお願い申し上げます。