社員インタビュー – 高橋良太さん
農産物鑑定研修会で最優秀賞を受賞した、高橋良太さんにインタビュー
高橋良太
製造部 主任 兼 品質管理担当
モットーは「品質第一」
社歴 10年目
雑穀調整選別、配送管理、検査業務がメイン。
コミュニケーションを取ることが好き!
週3回サウナに通う、社長も認める「サウナアイドル」
※所属・社歴などは、取材当時のものです。
ー この度は、農産物鑑定研修会大豆部門 最優秀賞おめでとうございます。
ありがとうございます。
ー それではいくつか高橋さんにインタビューをしていきます。
農産物検査とはどのようなものなのでしょうか?
農産物検査法に基づいて、農産物の品位、成分検査を行います。
公平、公正、迅速に行い、客観的思考を持ち、信頼性確保のため、農産物検査員は日ごろから技術的能力の維持・向上に努めています。
ー 農産物検査をするにあたって、難しいこと思うことや日々意識していることがあれば教えてください。
大豆に関して言うと、虫害粒の吸害を見つける事が難しいと感じています。
ー 虫害粒とは、どの様な豆のことを指すのでしょうか?
虫の吸害により薄くピンク色になっていたり、小さな穴が空いていたりと一粒全体見なければ発見できないので、パット見で見つけるのは難しい被害粒のことです。
鑑定時に意識していることは、選別業務の立場、生産者様の立場など、色々考えてしまいますが、鑑定は客観的に行うことを意識しています。
ー 今回、大豆部門で最優秀賞を受賞できた要因は何でしょうか?
弊社創業からの先人たちの努力のおかげで、豆の取り扱い量は非常に多く、現場でたくさんの北海道産の豆を加工させていただくことで、日々、品質検査や分析業務に携わり、上司・先輩の厳しい指導のもと、経験を積み重ね、能力が培われ今回最優秀賞の受賞に繋がったと感じております。
ー これまでの業務の中で苦労したエピソードはありますか?
初めて自社分析をさせてもらった時、豆の良し悪しの区別がつけ難く、「皮が切れてる豆が多い」「汚粒が残っている」「しわ粒が目立つ」など、分析結果について上司から厳しく叱られてたことです。
しかし、叱られるのが悔しく、毎日、選別工程や品質を意識し分析業務を行っているうちに、自然と豆の勉強ができました。
ー 高橋さんの所属されている製造部の職場環境を教えて下さい。
製造部の部長は、時に厳しく時に優しく、強い信念を持ち沢山の経験と知識を兼ねそろえた師匠的な存在です。いつも、明るい元気な部長です。
課長は、よく冗談を言い、周囲を笑顔にするムードメーカーですが、よく見ていて時には厳しく指導もしてくれます。スニーカーコレクターでもあります。
また、みんな個性豊かで思いやりのある仲間たちです。
ー 素敵な職場環境ですね!私もその仲間の一人ですね(笑)
ー 仕事が楽しいと思える瞬間を教えてください。
遠慮なく意見や考えを言い合うことができる環境で、自分で考え行動し、結果を出せた時が楽しいと思える瞬間ですね。
ー 風通しの良い職場環境なのが伝わります!
ー 製造部の後輩たちに一言アドバイスお願いします。
上司・先輩が築いた今の品質を維持し、更に向上できるよう、意識して豆をよく見ることが大切だと思います。
ー 最後に意気込みの言葉をお願いします。
農作物は毎年顔が違います。
だからこそ、毎年違う顔が見られるので面白いと感じます。
私は、生産者が苦労して作られた農作物をより良い品質に仕上げ、お客様に満足していただける商品を製造できるよう努力し続けます。
ー 日々の積み重ねや思いが最優秀賞という結果に繋がったことが伝わりました。
お話しありがとうございました。